ご利益について

子年と12月生まれ

守り本尊 :千手観音菩薩(せんじゅかんのんぼさつ)

梵字 :キリーク

仏様 :仏教における「千」は「無限」を意味し、千の手と千の眼は、慈悲の広大さと救う手段の豊富さを表します。一切衆生を救うため、千の手と千の目を具足し、目と手はその慈悲と救済のはたらきの無量無辺なことを表す。一つの手で二十五有を救うとされる。千の手と千の眼で衆生すべてに手を差し伸べさまざまな苦悩から救済してくださるといわれます。あらゆる衆生を救ってくださる仏様です。

御真言 :オン、バ、ザラ、ダ、ラマ、キリーク、ソワカ

ご利益 :息災延命・病気平癒・苦難除去・所願成就・恋愛成就・災難除け・延命・現世利益・夫婦円満

丑・寅年と1・2月生まれ

守り本尊 :虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)

梵字 :タラーク

仏様:虚空蔵菩薩は計り知れない智慧と福徳を具え、衆生の諸願を成就させてくれる菩薩で、頭に寶冠、手に福徳の如意宝珠、智慧の宝剣を持つ。胎蔵界曼陀羅虚空蔵院の主尊。衆生に常にこの二つの徳を与えて、諸々の願いを満たす大慈大悲の菩薩と言われています。このことから、虚空蔵菩薩は、広大無限な智恵と富を象徴としている菩薩とされています。

御真言:オン、バ、ザラ、アラ、タンノー、オン、タラーク、ソワカ

ご利益:智慧明瞭・成績向上・学徳増進・記憶力増進・福徳・所願成就・商売繁盛・技芸向上

卯年と3月生まれ

守り本尊:文殊菩薩(もんじゅぼさつ)

梵字:マン

仏様:文殊菩薩は「三人寄れば文殊の知恵」ということわざがあるように、、諸仏の智慧を象徴する菩薩さまです。釈迦如来の左側に侍し、右手に知剣、左手に青蓮花を持つ。普遍の悟りと智慧をもたらす。その知恵は単に学業だけではなく、衆生が生活していくに必要な「智恵」の全般をさすと言われています。

御真言:オン、ア、ラ、ハ、シャノー

ご利益:智慧明瞭・学徳増進・智慧・弁舌学業成就・試験合格・安産・家屋を守る

辰・巳年と4月生まれの人

守り本尊:普賢菩薩(ふげんぼさつ)
梵字:アン

仏様:普賢菩薩は、慈悲をつかさどる仏といわれています。
普賢菩薩の「普」はあまねく一切をさし、「賢」は最妙の善をさすといわれ、全てにおいて、一番優れた善を説く菩薩といわれています。釈迦如来の右の脇侍。白像に乗り、理知、功徳、教化、衆生を生死の苦海から救い、悟りの境地(彼岸)に導くとされる。尚、この菩薩の立てた十大願は一切の菩薩の行願の旗幟とされる。普賢とは「全てにわたって賢い者」という意味。信仰する人を叱咤激励し、正しい道へと導いてくださいます。
御真言: オン、サンマ、カ、サト、バン
ご利益:息災延命・滅罪・減罪・煩悩断滅・女性守護・修行者守護・幸福・延命・幸福を増やす増益

午年と6月生まれの人

守り本尊:勢至菩薩(せいしぼさつ)

梵字:サク

仏様:勢至菩薩は、智力を象徴し、智慧の光をもって万物を照らし衆生の迷いを除き、無上力を得させ、苦を取り除く偉大な力を持って人々を迷いや苦しみから救い、悟りの境地に導いてくれる仏様です。三途を離れさせる無上の力をもっているといわれています。

御真言:オン、サンザン、ザンサク、ソワカ

ご利益:現世安穏・極楽往生・智慧明瞭・家内安全・開運招福・除災招福

未・申年と7・8月生まれの人

守り本尊:大日如来(だいにちにょらい)

梵字:バン(金剛界) ア(胎蔵界)

仏様 :"大日如来は、真言密教において一切諸仏諸尊の根本仏として帰依し観想される本尊です。宇宙の万物の智慧と慈悲の表徴。内は真如法界を照らし、外は一切衆生を照らす。一切の徳の総摂とされる。金剛を智法身、胎蔵を理法身とした二身を畢竟(ひっきょう)不離一体とする。

名前の由来は、大日の智恵の光が、太陽と比較にならないくらい大きく、この世のすべてのものに照らし、慈悲が不滅永遠であることから、太陽の「日」に「大」が付けられたといわれています。完全な悟りの境地に達せられた、すべての仏の頂点にいる仏様。あらゆる願いに応じ、悟りの境地に導いてくれます。"

御真言:オン、バ、ザラ、ダ、ト、バン  (意訳/金剛界如来に帰命し奉る)

オンアビラウンケン  (意訳/本不生を証せる如来・胎蔵界に帰命し奉る)

ご利益:"現世安穏・所願成就・平和と繁栄・智慧などですが、

すべての根本となる仏様なのでご利益もどんな願いも救ってくださる"

酉年と9月生まれの人

守り本尊:不動明王(ふどうみょうおう)

梵字:カーン

仏様:大日如来の化身として、恐ろしい姿に変え、全ての障害を打ち砕き、教えにそむく衆生に無理矢理にでも導き救済するという役目を持っているといわれています。五大明王、八大明王の一で、その主尊。種々の煩悩、障害を焼き払い、悪魔を降伏して行者を擁護し、菩提を成就させ長寿を得させるとされる。大火炎を背負い、右手に宝剣(倶利迦羅剣(くりからけん)を持ち、左手には縄(羂索)を持っています。仏法の守護神。煩悩を打ち砕き、厳しいけれども、精進する者には救済の手を差し伸べるてくれる慈愛に満ちた仏様です。

御真言:ナウ、マク、サ、マンダ、バ、ザラ、ダン、カン

ご利益:"除災招福・戦勝・悪魔退散・厄除災難・国家安泰・現世利益・煩悩退散・厄除け・

学業成就・身上安全・立身出世・商売繁盛・健康祈願・修行者守護・戦勝・国家安泰"

戌・亥年と10・11月生まれの人

守り本尊:阿弥陀如来(あみだにょらい)

梵字:キリーク

仏様:"阿弥陀は、無量・無限を意味するといわれています。一切の衆生を救うため四十八の誓いを立てた仏。無限の慈悲と永遠の存在と徳を与えられる。この仏を信じ、その名を唱えれば死後ただちに極楽浄土に生まれると言われる。

『無量寿経』には「諸仏の中に於いて光明最尊第一にして、この光にあう者をして一切の苦から免れしめる」と説かれています。その発する光は、世界中をすべて、照らすので、無量光といい、寿命が無量であることから無量寿ともいわれています。"

御真言:オン、ア、ミリ、タ、テイ、ゼイ、カ、ラ、ウン

ご利益:極楽往生・現世安穏